冬の寒さは厳しいですが、今日は穏やかな日に恵まれ、消防出初式が行われました。暖かい日なので多くの観客の方々も参加され、盛大に開催されました。本日の参加者は、消防署職員・消防団員等合わせて140人、消防関係車両は19台、多くの観覧者も参加して開催されました。石黒市長のご挨拶で、昨年起こった能登半島地震の被災地には、今も職員が2名派遣されているとのお話がありました。
かわいいちびっこ隊長が消防服に身を包み、しっかり開会の言葉を言ってくれました。巡閲では市長を先頭に、丹羽秀樹議員、我々県議会議員と続き、整列された隊員や団員の皆様に敬意を表して回りました。観客席の前を通る時には、親子連れの小さなお子さんに手を振ると、皆さん笑顔で応えて下さいました。こうして訓練に参加して、消火活動を見ることは火災予防につながると思います。
メインの消防活動は、今日は火事ではなく科学物質や毒性ガスが、ビルの中で撒かれたという想定で行われました。現場指揮本部の設営や除染テントなどの救護体制を整えた後、防護服を着た隊員が消防車の中から登場しました。ビルの中から倒れている人を救助するというもので、とても迫力がありました。最後に一斉放水が行われ、無事に消防出初式を終えました。1年の平安を祈ります。